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「ホワイトニングは本当に安全なの?」「トラブルがあるんじゃないの?」
そんな不安を持っている人も多いと思います。ここではホワイトニングが人体に影響を与えるのその実態について、まとめています。
ホワイトニングをする際に使われる成分は主に2種類あります。
それぞれの安全性をみていきましょう!
過酸化水素は、歯に塗ることで着色の原因となっている物質を分解して無色にさせることができるので、歯が白くなったように見える作用があります。[注1]
その安全性は扱い方を間違わなければ安全といえます。
ちょっと意味深な言い方ですが、ホワイトニングだけでなく、過酸化水素は私たちにとって身近な成分です。代表的なものとして、人間の体内にある傷などを治す活性酵素のひとつが過酸化水素だったりします。[注2]。元々体内にある成分だと思うと、比較的安全なものなんだとわかりやすいですね。
また、私たちが口にするかまぼこやうどんなど、基準値はありますが、白さをキープする食品添加物としても過酸化水素は使われています。
ただし、いくら安全性の高い成分といっても、濃度が低い場合に安全といえる成分になります。
ホワイトニングで使う場合は15~35%とかなり高濃度[注1]で扱うので、むやみに触れたり口にいれてしまうと、成分自体に害はなくても、ただれる危険があります。
ホワイトニングで扱う過酸化水素は、プロの歯科医や歯科衛生士が「歯」だけに塗るように気を付けることで初めて安全なものになると言える成分なのです。
成分自体は安全ですが、扱い方を間違えると危険なものというのがわかりますね。歯科医院やサロンでオフィスホワイトニングをする場合は必ず歯肉や唇などに過酸化水素が当たらないように、ガードするジェルや薬剤を添付してから、ホワイトニングを行います。
ロマリンダ大学をはじめ、様々な大学や研究機関からも過酸化水素によるホワイト二ングは安全であることが100年以上語られていますが、副作用はあります。[注3]
それは、知覚過敏と痛みを感じる点です。ただ、いずれも軽度から中等度で一時的な副作用で、何か重大な健康へのリスクが生じる証拠はないです。
過酸化水素のホワイトニング剤を不適切に塗布したり、乱用すれば重大な悪影響が出ることがありますが、一般的なホワイトン二ングサロンや歯科医院では扱い方が守られている限り、重大な悪影響は起こり得ません。
過酸化尿素は、歯が変色している原因となる物質に対して漂白する作用があります。ホワイトニング以外にも、口の中の虫歯菌を殺菌をする薬剤としても使われていて、副作用は確認されていません。その安全性は非常に高いことで知られています。[注4]
過酸化水素と比べると、過酸化尿素は濃度が薄くてただれたりすることもないので、素人が家で自分に塗っても安全ということでホームホワイトニングとして広く使われているのです。
オフィスホワイトニングの治療では、ホワイトニング剤を塗った上に光を当てて歯を白くするのが一般的です。光をあてて、熱を生じさせることで歯に塗った過酸化水素の分解を早めて、より早く白くすることができると言われています。一方で、ライトを当てても熱が発生しない程度であれば効果はあまりないので、適切な光をあてることが必要です。[注5]
ここでは、光を当てることによる効果というよりは、「光は安全なのか」、についてまとめていきます。
ホワイトニングといってもたくさんの施術があるので、光を当てる機械もクリニックやサロン、コースによって異なります。
光の種類は、LEDやハロゲン、プラズマライト、レーザーなどがあり、光強度は様々です。光が強く過酸化水素に熱を与えられるほどホワイトニングの効果はあがるとされています。
もともと歯は温度が高くなりすぎると炎症を起こしてしまうことがわかっていますが、ホワイトニングでは炎症が起こるほど温度を上げません。
また、歯にホワイトニング剤を塗っているので、直接歯に熱が届かないようにもなっています。
普段、口の中にライトをあてて温めるということがないため、施術中に不安を感じることもあるかもしれませんが、光や熱が口内に直接的にダメージを与えることはないので安心してください。[注6]
また、口内以外の影響についても、治療中は歯茎や口の周りもしっかり保護してもらえれば、歯茎を傷めたり、シミが出来たり…といった心配もありません。
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